音域調査GYM

目次

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1. はじめに

当サイトでは音域データを扱うことで、以下のような項目に焦点を当てています。

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2. 自分の音域(声域)を知る

自分の音域を知っていると、カラオケの選曲に役立ちます。

アーティストの音域データから、自分の音域に合った曲を見つけたり、キー変更の目安が分かります。

単純に自分の音域を知るには・・・

CDなどの原曲に合わせて歌ったときに、目的の部分の音が「出せるか・出せないか」で判断できます。

調査ぺージでは、曲ごとに目的の部分をピックアップしているで参考にしてみて下さい。

加えて、自分の「歌に使えるレベルの限界キー」を知っていると良いと思います。

これは各個人で捉え方が違ってくると思いますが、

この「歌に使えるレベルの限界キー」に合わせて選曲・キー変更するのが好都合だと思います。

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3. 音の高さ、鍵盤(キーボード)の見方

鍵盤1
Hz(ヘルツ)
鍵盤2
ドレミファソラシド
鍵盤3
low〜、mid1〜、mid2〜、hi〜、hihi〜
鍵盤4
C〜、D〜、E〜、F〜、G〜、A〜、B〜

鍵盤1〜4はピアノを基にしたものです。それぞれ異なった文字が書いてありますが、全て同一関係です。

つまり、オレンジに色付けされた部分で言えば「440Hz」=「ラ」=「hiA」=「A4」という事になります。

音の高さは第一に周波数で表します。単位はHz(ヘルツ)

この周波数に対応したのが鍵盤1で基礎になります。(小数点以下四捨五入)

周波数の数値が大きいほど高音になります。つまり440Hzより523Hzのほうが高音です。

鍵盤3と鍵盤4は、その周波数をそれぞれ別の音名で表しています。

当サイトでの音名表記は鍵盤3の「low〜、mid1〜、mid2〜、hi〜、hihi〜」です。

この音名の見方は例えば、「mid1」や「mid2」や「hi」を、それぞれ1つの階級と仮定します。

そして、「mid1」や「mid2」や「hi」の後に付いている「A・A#・B・C・C#・D・D#・E・F・F#・G・G#」に注目します。

一つの階級で最も低い音がAになります。逆に最も高い音はG#になります。 ※「#」はピアノの黒い鍵盤部分です。

要するに、一つの階級は始まりがAで終わりがG#です。 G#まで行ったら、次の階級のAに移ります。

このG#からAに移る時が、階級が変わる所になり、→low→mid1→mid2→hi→hihi→と変化する形式になっています。

これは上の鍵盤3をさらに広域表示。lowlowFからhihiE(約4.9オクターブ)になります。

音域鍵盤図

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4. 音域(音名)の読み方

hihiA、hiC#、hiA、mid2G#、lowG ←なんて読むのか?

一般的と思われる読み方をあげます。

hihi
『ハイハイ』
hi
『ハイ』
mid2
『ミドル・ツー』、『ミッド・ツー』、『ミド・ツー』
mid1
『ミドル・ワン』、『ミッド・ワン』、『ミド・ワン』
low
『ロー』
lowlow
『ローロー』

A・B・C・D・E・F・Gは普通に『エー・ビー・シー・ディー・イー・エフ・ジー』
#は『シャープ』
これらをを組み合わせると・・・

hihiA
『ハイハイ・エー』
hiC#
『ハイ・シー・シャープ』
hiA
『ハイ・エー』
mid2G#
『ミドル・ツー・ジー・シャープ』、『ミッド・ツー・ジー・シャープ』、『ミド・ツー・ジー・シャープ』
mid1E
『ミドル・ワン・イー』、『ミッド・ワン・イー』、『ミド・ワン・イー』
lowG
『ロー・ジー』
lowlowG
『ローロー・ジー』

※mid2やmid1は複数あげましたが、自分のしっくりくる読み方で問題ありません。

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5. オクターブ・音域(声域)について

1オクターブは計12音。ドレミで書くと、

「ド・ド♯・レ・レ♯・ミ・ファ・ファ♯・ソ・ソ♯・ラ・ラ♯・シ・ド」です。

※最後のドは除くとして計12音です。 ※「#」はピアノの黒い鍵盤部分です。

例として、上記の最初のドをmid2Cの高さとします。

そのmid2Cから1オクターブ上はhiC(上に書いた最後のド)

逆にmid2Cの1オクターブ下はmid1Cとなります。
音域鍵盤図

例えば、最低音がmid2Aで、最高音がhiAの曲なら、ぴったり1オクターブ使用になります。
mid2A〜hiA

今度は、最低音がmid1Eになり、最高音はそのままhiAだったとしたら、約1.5オクターブ使用と言えます。
mid1E〜hiA

今度は個人の音域で考えてみます。

まずは 「単純に声を出すだけの生理的限界キー」

成人男性で言えば、低音がlowF、地声の高音でhiA、さらに裏声でhiGまで出ると仮定します。

この場合、地声の声域は約2.4オクターブ。裏声を合わせたトータルでは約3.2オクターブくらいと言えます。

(lowFからhiG = 鍵盤39個分になります。)

次は上記のlowFからhiGを元に、「歌に使えるレベルの限界キー」で考えてみます。

この場合例えば、低音がmid1A、地声の高音でmid2F#、裏声でhiE、という感じで狭まってきます。

mid1AからhiEだと鍵盤32個分で、約2.6オクターブくらいと言えます。

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6. キー変更

カラオケで使うキーコントロールは、キー変更上げ下げ1個分で鍵盤1個分の移動になります。

要するに、最高音がhiBからのキー変更では・・・

キー1個上げでhiC、2個上げでhiC#、3個上げでhiD、5個上げならhiE

キー1個下げでhiA#、2個下げでhiA、3個下げでmid2G#、5個下げならmid2F#

このように最高音が変わっていきます。※最低音も連動して変化します。

B'zの「今夜月の見える丘に」で説明すると・・・

この曲は、最低音がmid1G、地声最高音がhiBです。

これを、キー変更1個分に上げ下げしたのが下の鍵盤になります。(真ん中の鍵盤が原曲CDの音域)

1個上げ
mid1G#〜hiC
mid1G#〜hiC
原キー
mid1G〜hiB
mid1G〜hiB
1個下げ
mid1F#〜hiA#
mid1F#〜hiA#

この曲は、サビの「今夜僕は 寝いよ」の部分などがhiBですが、ここが出せる人はhiBが出る事になります。

もしhiBが全く出せなかったり厳しいと感じたら、自分の音域に合うようキー変更して歌えばOKです。

例えばhiAが限度なら、キーコントロールで原曲キー状態から2個下げれば、hiBがhiAに変わります。

もっと余裕を持って歌いたい場合は、3個や4個下げます。

※ただし、最高音を下げた分だけ最低音も同様に下がるので、今度は低音が出し辛くなってきます。

この事から、2オクターブ以上などの音域が広い曲は、キー変更しても歌えない可能性があるので注意が必要です。

キー変更しても歌えない可能性の具体例としてL'Arc〜en〜Cielの「winter fall」で説明します。

この曲は地声最高音がhiBで、最低音はlowG#です。よって音域は2オクターブを超えています。

男性の場合、地声でhiBを出すのはキツイ、もしくは全く出せない人も多いと思います。

そこでmid2Gまでなら出せるとして、hiB→mid2Gなのでキーを4個下げます。

同様に最低音も4個下がるのでlowG#→lowEになります。

そうすると、地声最高音はmid2Gで出せる範囲になったのに、最低音がlowEになってしまい、「低すぎて無理」となります。

原キー 
lowG#〜hiB
4個下げ
lowE〜mid2G

女性がL'Arc〜en〜Cielの「winter fall」を歌う場合も大変でしょう。

最低音のlowG#は、一般的な女性では歌に使えるレベルでの発声はまず不可能といえます。

そこでmid1Eまでなら出せるとして、lowG#→mid1Eなのでキーを8個上げます。

同様に最高音も8個上がるのでhiB→hiGになります。

そうすると、最低音はmid1Eで出せる範囲になったのに、地声最高音がhiGになってしまい、「高すぎて無理」となります。

原キー 
lowG#〜hiB
8個上げ
mid1E〜hiG

※『原曲キー』=『CDと一緒』ですが、

カラオケの機種・曲によっては、原曲キーの設定がCDとは違う間違った状態で配信されている場合があります。

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7. 音域の色分け 

音域鍵盤図

これは鍵盤を適当な音域ごとに区切って色付けしています。

左から超低音域、低音域、中音域、中高音域、高音域1、高音域2、超高音域

男性曲の場合

地声最高音はからまでが多くなっています。

声の高いアーティストだと、が増えてきます。

洋楽のハードロック・メタルといったジャンルでは、の超高音域が使われる事も珍しくありません。

最低音に関しては、が多くなっています。

女性曲の場合

地声最高音はが多くなっています。

その中でも声の高いアーティスだとhiE以上を使用してきます。

最低音に関しては、がほとんどで、まれにの曲もあります。

※キーボード画像専用ページでの色付け基準は、地声最低音〜地声最高音、hiG以上の裏声最高音としています。

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8. 音域表の見方

Mr.Children
曲名 地低音 地高音 裏高音 フェイク 説明 連発
しるし mid1C hiB hiA#

hiB「くおしく明に」※転調前はhiA#。
hiA「ダーリン ダーリン いろん角度から」※転調前はmid2G#。
mid2G「ダーリン ダーリン」※転調前はmid2F#。
裏:hiA#「傷つかないための予防線
:mid1C「最初からこうなるこが」
※ドラマ「14才の母」の主題歌。

2
3pt
曲名
新規に追加した時はUPのマークが付きます。
地低音
歌詞カードに載っている部分の地声最低音。
地高音
歌詞カードに載っている部分の地声最高音。
裏高音
歌詞カードに載っている部分の裏声最高音。
フェイク
歌詞カードに載っていない部分の地声・裏声を合わせた最高音。
間奏中などに入る「Woo〜 Yeah!」といったものをフェイクとしています。
説明
主に、地声の高音域について「どの部分が、どの高さなのか」を赤字で強調表示しています。
曲によっては裏声や低音の部分も表示します。その場合は音名の前に「裏:〜」「低:〜」となります。
上記のMr.Childrenの「しるし」では、転調後のラスサビの「くおしく明に」の「」と「」の部分がhiBで、
転調後のラスサビの「ダーリン ダーリン いろん角度から」の「」はhiAという意味です。
該当箇所は適当にピックアップした部分だけの表示なので、全てではありません。
発声のアクセントにならない部分は、あえて強調表示をしない場合があります。
連発
地声最高音が曲中に何回出てくるのかを、回数+高音連発度と同様のポイントで表示。
この曲では、地声最高音のhiBは曲中に2回で、その2回の合計が3ポイントという意味です。

注意事項

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9. 高音連発度 

この調査は、「地声」と「hiG以上の裏声」の使用頻度を数値化(ポイント化)したものです。

ポイント数が多いほど、その高さの連発度、使用頻度、持続性が高いことを示しています。

これにより最高音を知るのに加えて、さらに「高音域の難易度」を測る目安になると思います。

単純にポイントの多い曲の方が、歌うのがキツイという事ではありませんが、自分の声域を踏まえてポイントを見ると、

「余裕で歌えそうな曲、何とか歌えそうな曲、撃沈しそうな曲」といった感じで、おおよそ判断できるかもしれません。

ポイント設定

高さ一箇所の基本値を1.5ポイント、最小値を0.5ポイントとして、発声の長さによって0.5ポイントづつ増減していきます。

※一瞬の音でも、そこが発声のアクセントになる所には、おおむね基本値の1.5ポイントを設定。

0.5←1.0←1.5→2.0→2.5→3.0→3.5→4.0→4.5→・・・・・∞

スピッツ/涙がキラリ☆
区切り なー みー りー
高さ mid2F# mid2G hiA mid2G mid2F# mid2D mid2E mid2F# mid2G mid2F#
ポイント 1.5 1.5 1.5 2.5 2.5 1.5 1.5 1.5 1.5 4

1曲通してポイントを合計したとき、

2.5ポイント以上
小数点以下は繰り上げて記入。[例] 2.5→3   19.5→20
1.5ポイントのみ
小数点以下は繰り下げて記入。[例] 1.5→1

表の見方

アーティスト 曲名 mid
2
D
#
mid
2
E
mid
2
F
mid
2
F
#
mid
2
G
mid
2
G
#

hi
A

hi
A
#

hi
B

hi
C

hi
C
#

hi
D
L'Arc〜en〜Ciel flower   28   32 181   14   6      
L'Arc〜en〜Ciel 9 98   80 88   101   13
L'Arc〜en〜Ciel Link 6

「虹」は最高音のhiBは13pですが、次のhiAが100pを超えていて連発度が高いことがわかります。

さらにmid2G、mid2F#、mid2Eでも80pを超えていて高い数値といえます。

このように高ポイント数で組み合わされている曲は、歌うのがキツイ傾向にあると予想できそうです。

「flower」の場合は、何といってもmid2Gの181pという非常に高い数値の連発度が特徴です。

hiBやhiAのポイントが低くても、このmid2Gの連発が高音域の難度を高めていそうです。

このように「虹」や「flower」など、同じ最高音の曲であっても、各高さでの連発度の違いが一目瞭然になります。

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